PMSをお灸で改善できるかも!効果的なツボと鍼灸院での治療
お灸や鍼治療って、おばあちゃんのイメージですよね、でもって今はテレビでしか見ないような印象ですが、実はこのお灸には、PMSはもちろん、生理痛、腰痛、腰痛、便秘、ニキビといった、様々な女性の不調に効果的だとされているんです。薬を使わないという点でも安心ですよね。早速、PMS対策でのお灸についてご紹介しましょう!
1) PMSを改善するツボにお灸をして効果倍増
2) 生理前にツボにお灸をするとどうなるの?
3) 鍼灸でのPMS治療について、お灸って熱い?痛い??
4) 月経前症候群はお灸で対策!イライラのツボは?
5) PMS対策できる鍼灸院について
PMSを改善するツボにお灸をして効果倍増
はい、します!というか、「お灸」だけというより、「ツボ」に「お灸」をすえることで月経前症候群の症状を緩和するといった考え方ですね。そもそもツボには、自己治癒力を高める働きがあります。東洋医学でいうところの自己治癒力、これこそPMSには大切な治療になるんです。というのも、PMSは病気ではなく、あくまでも生理前のホルモンバランスの急激な変動で起こる症状なので、なるべく薬を使わずに改善できればそれに越したことはないですよね。
ただでさえ押さえるだけでも楽になったりするというツボを、お灸で温めることでさらに血流が良くなって、様々なPMS症状が緩和されるというわけなんです。
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生理前にツボにお灸をするとどうなるの?
東洋医学ではツボは「経穴」と呼びます。「経穴」は「気と血」のエネルギーの通り道であるとされる経絡上にあって、気血が出たり入ったり、また経絡が集まったり分岐したりする、いわゆる交差点みたいなところで、とっても重要なところなんですね~。鍼灸治療では、鍼灸師さんが触診してその人の不調部分にきくツボを判断してくれるそうです。
ツボを刺激すると、それが脊髄や中枢に伝えられ、さらにその先の末梢神経、つまり指先へ刺激を伝えて最終的に全身の血行を改善し血液の循環がよくなるというわけです。血流が良くなることこそ自己治癒力がアップし、自律神経の安定するとストレスが軽減され、それがPMSの原因であるホルモンバランスの乱れを改善していくんですね。
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鍼灸でのPMS治療について、お灸って熱い?痛い??
お灸ですから熱さは伴います。痛さに関しては痛みというより熱刺激の方が正確ですね。お灸はモグサを皮膚の上にあるツボに置いて燃やし、その温熱刺激によって体調を整える治療ですから。とはいえもちろん我慢できないほどの熱さではないです。
特に鍼灸院でお灸してもらう場合は、熱さ加減は鍼灸師がコントロールしてくれるので、人によって違う肌の感受性や症状に合わせて適度な熱さに調節できるらしいですよ。さすがプロの技ですね。基本的には熱さを感じている時が効いている証拠なのでそれは自覚しておきましょう!
月経前症候群はお灸で対策!イライラのツボは?
まずは「三陰交(さんいんこう)」という女性には欠かせない万能ツボ!。自律神経にも作用するためPMSや生理痛にも効果的なツボです。足の内側のくるぶしから指4本分の場所にあります。
次に「気海(きかい)」身体の中心線上でおへそから指幅2本下がったところ。東洋医学でいう気の流れを促します。
そして「血海(けっかい)」です。
膝蓋骨の内側、上端角から指幅3本ほど上がった場所にあり、骨盤内の血の滞りを取り除いて血行を良くします。
最後に「湧泉(ゆうせん)」。自律神経を整える効果があり、のぼせやめまいを感じたときに押すだけでも効果が期待できるツボです。足の裏で、真ん中より少し上のくぼみにあります。自宅で行う場合は、市販されているお灸で行うことになりますが、今は火を使わないお灸もあるそうなので、使いやすいものを選んで行うといいでしょう。
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PMS対策できる鍼灸院について
やはりプロにお任せしたいという場合は、鍼灸院での治療になりますが、実は月経前症候群や更年期の症状は保険がききません。保険適応なのが神経痛、リウマチ、腰痛症、五十肩などで、その他これらに類似した疾患なんです。ですから実費となり、ちょっとお財布に厳しいかな?という現実です。今は市販のお灸も使いやすくなっていて、ツボさえ押さえておけば効果も期待できます。
そしてお灸治療と共に、PMSに効果的な食事やハーブ、また最近人気のPMSサプリなども併用しながら自分でPMS対策をしていくのが無理がなく長続きするという点でおすすめです!