市販薬でのPMS治療について看護師さんに聞いてきました!

市販薬でのPMS治療につい・・の画像

薬局で買える市販薬でPMS治療するのってどうなんだろう?やっぱサプリメントかな?
それとも病院でちゃんと治療すべきか・・・と悩んでいる人が多いので、PMSの市販薬について看護師さんに詳しく聞いてみました。


1) PMS治療にはどれがおすすめ?
2) 市販薬とサプリメントどっちが良いの?
3) PMSに効く市販薬と気になる副作用
4) 副作用が心配で薬が飲めない人には
5) PMS市販薬はずっと飲み続けることになる?

市販薬かサプリか病院か、PMS治療にはどれがおすすめ?

PMSに良いと言われている治療は色々なものがありますね。
市販薬にサプリメント、もしくは病院に通うほうがよいのか・・。
悩むところです。どんな治療法があるのかみていきましょう。

PMSの症状には大きく分けて2パターンがあります。

  • 1)日常生活に支障が出るほど辛い場合
  • 仕事を休むまで辛い、起き上がれないという場合、第一選択は婦人科や女性外来の受診です。
  • そこまでキツイ症状が出るのはPMSではなくて、別の婦人科の病気である可能性もあります。一度、医師にしっかりと診断をしてもらい、適切な治療をしていくべきでしょう。

PMSだと診断された場合、病院で処方される治療薬は低用量ピルや漢方薬、痛みどめ、イライラや情緒不安定が強い人には抗不安薬や抗うつ薬の場合もあります。これらの薬は副作用があるうえ、効き目に個人差があるので百発百中でPMSが改善されるわけではありません。ですので、医師と継続的に相談しながら内服していくことになります。

  • 2)日常生活に支障はないが辛さを感じる場合
  • 生理前2週間~生理直前のPMSの時期に辛い症状を感じ、生理後には治まるなら気軽に試せる市販薬やサプリメントがおすすめです。

特にサプリメントは、PMS用にたくさんの種類が販売されています。中にはPMS用市販薬と同じ成分で同じ量が配合されているものもありどちらがよいか悩んでしまう人も多いと思いますが、市販薬とサプリメントどちらが良いのでしょうか?


市販薬とサプリメントどっちが良いの?

市販薬は数多くの臨床試験で特定の疾患に効果があると科学的に認められたものです。
サプリメントは健康保持増進のためのあくまで食品です。食事だけでは足りない栄養素を補う目的のもので効果を証明する臨床試験などは行っていません。

ここまで聞くとじゃあ薬がいいの?という話になりますが一概にそうともいえません。どちらにも良い、悪い、ではなく飲む人に合うか合わないかという事ですよね。

PMSの症状は生活習慣や食事と深い関係があるためサプリメントのほうが効果を感じる人もいます。
また、サプリメントは食品なので、飲み続けても目立った副作用がないのも魅力です。

PMSの症状は個人差があるため、あなた自身に合ったものを探すために、市販薬にせよサプリメントにせよ色々試すということが一番です。
ただひとつにつき、目立った副作用がなければ、最低3ヵ月は続けて飲んでください。
どれも効果を実感するまでには最低1ヵ月~3ヵ月かかります。

3ヵ月目で、やっと効果が表れる場合も多く、そこまで続けないとしっかりとした判断はできません。あなたの症状に効く薬やサプリを効果が出る前に止めてしまってはもったいないですからね。


PMSに効く市販薬と気になる副作用

PMSそのものを治療する薬、生理に関する不調の薬、頭痛や腹痛など症状に合わせた薬と副作用についてまとめました。

  • PMS治療薬 プレフェミン

  • PMS市販薬の画像
  • PMS症状など婦人科疾患に効果的なチェストベリーが配合されている日本で唯一のPMS用内服薬です。ハーブのちからでプロゲステロンの分泌を正常にすることでホルモンバランスの崩れによる精神的症状のイライラ、情緒不安定だけでなく、つらい頭痛や浮腫み、からだも重さ、乳房のはりなどの身体的PMS症状を改善します。
  • なんと3ヵ月内服した80%以上のひとが効果を実感しています。
  • 胃が弱く、命の母が合わない人は、このプレフェミンのほうがよいでしょう。
  • 副作用は皮膚のかゆみや発疹生理周期の変化、経血量が増えるなどです。異常を感じたら薬剤師か医師に相談してください。
  • 3ヶ月服用して症状が良くならない場合は服用を中止してください。
  • 妊娠中、婦人科疾患のある人は飲めません。
 
 

  • 生理前から生理中の不調 命の母ホワイト

  • PMS市販薬の画像
  • 11種類の生薬が配合されている漢方薬。からだの血行を改善する生薬のはたらきでイライラや不安感、腰の重さや頭痛や肩こり、だるさなどの辛い症状を改善します。
  • 副作用は、病み上がりや身体の弱い人、特に胃腸の弱い人に多く出るようで下痢や便秘、吐き気、皮膚のかゆみ、めまいや不正出血などです。異常な症状が出た場合、内服は中止し医師に相談してください。
  • 妊娠中、病気の治療中、薬でアレルギーを起こしたことがある、胃腸が弱い人は服用を控えてください。
  • 頭痛、生理痛に効く鎮痛剤

  • 生理に関わる頭痛や生理痛の薬と言えばロキソニンS、バファリンルナ、EVEなどがあります。この薬でなんとか乗り切ってるという女性は多いのではないでしょうか?
  • 確かに服用している間は痛みを感じなくなりますが、この鎮痛剤は体を冷やしてしまうおそれがあり、PMS治療には良くないことも多いのです。服用する際は体を温める、乱用しないなど気をつけましょう。
  • 副作用は胃腸障害、めまいや下痢、眠気などです。服用後、異常を感じたらすぐに飲みやめて医師に相談しましょう。
 
 


副作用が心配で薬が飲めない人には

薬が合わない、副作用が怖くて薬を飲みたくないという人も多いと思います。ルナベリーというサプリメントは、プレフェミンと同じ量のチェストベリーが配合されています。

女性ホルモンのバランスをととえるためPMSのイライラや情緒不安定、頭痛や肩こり、乳房のはりやだるさにも効果的です。サプリメントなので副作用の心配もありません。

こちらのページでプレフェミンとルナベリーについて紹介しています。
⇒プレフェミンとルナベリー、どっちがいいの?


PMS市販薬はずっと飲み続けることになる?

飲み始めてから3ヵ月以上の場合、治療薬の効果を実感できているのでしたらPMSの症状が出ない時期はやめて、PMS症状が出ている時だけ内服したほうが良いでしょう。

サプリメントは食品なので毎日飲んでも問題ありません。妊娠中の内服は医師に相談してください。

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