生理前の吐き気に効くツボはこの3つ
生理前に起こる吐き気は手軽にできるツボで対処しましょう。急な吐き気を抑えてくれたり、予防できるツボを紹介します。
①関衝(かんしょう)
急な吐き気には即効性のツボ関衝(かんしょう)が効果的です。
薬指の小指側の爪の付け根辺りにあります。
左右の指を押してみて刺激を強く感じる方の指を反対の親指と人差し指で挟んで揉みほぐしましょう。
ホルモンの分泌をコントロールしてくれるツボでもあるので、ピッタリですね。
②内関(ないかん)
手首のシワから指3本分ひじに向かったところの真ん中辺りにあるツボです。
反対の手の親指でさわると細い筋が2本あるのが分かると思います。その間が「内関」です。ここを強めに6~8秒間1セットで7回くらい指圧してあげましょう。
胃のムカムカの解消や乗り物酔いの予防にも使われるツボでなので、今日は吐き気がきそうだな、という時に押してみましょう。
③公孫(こうそん)
足の内側、親指の付け根の関節のふくらみの終りから内くるぶしの方に向かって指3本分くらい、土踏まずの始まるあたりにあります。
足のツボなので、自宅でリラックス出来る時にやってみましょう。内関と合わせて押してあげると効果的です。
胃もたれや胃痛、消化器全般の不調を整えてくれるツボです。不妊や月経不順にも良いとされているので、生理前の吐き気対策にはもってこいですね。
ツボが分かりにくい時はその周辺を押してみましょう。少し角度を変えたり、ずらしながら押していくと、「おっここか!」とハマるところがあります。
また、ツボを押すときに目を閉じてリラックスした状態で呼吸法も気にしてみるといいですよ。
呼吸の方法は、ゆっくり息を吐きながらツボをゆっくり押して、息を吸いながらゆっくり放す。これを繰り返すと自律神経のバランスが整って効果的なツボ押しができます。