生理前仕事中や通勤電車で泣きたくない

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仕事場でありえないミスをしてしまう、何だか仕事に集中できない。いつもなら笑ってかわせる上司のイヤミで泣いてしまったり、会社ではこらえたけど帰りの通勤電車で泣いてしまったり。これらも生理前に起こるPMSの症状の１つかもしれません。
涙は女の武器なんて言うけど、PMSのときは、コントロールなんてできないし、シクシク、メソメソみたいにかわいく泣くだけじゃなくて、突然、泣き叫んじゃったりもしちゃうのがPMSガール！でもね、後で「なんであの時、あんなに泣いちゃったんだろう」とめちゃくちゃ自己嫌悪するんですよね。完全にコントロールするのは難しいけど、ある程度抑える方法はあるんです。こんなやり方で！

普段から泣くことでストレスを溜めない『涙活』

情緒不安定や注意力散漫になるPMSの症状を軽減させるには、とにかくストレスを溜めないこと。普段から泣いておくというのもいいですね。泣くのってすごくストレス解消になるんです。なんでも泣くことで、カラダのなかで生じたストレス物質を、涙と一緒にカラダの外に出すという効果があるそうです。泣くのって、科学的にもストレス解消になると証明されているんですって。

泣ける映画のビデオを見てとにかく涙を流す「涙活」なんてのも流行ってるので、職場で嫌な上司の前で泣くくらいなら普段から自分の部屋で名作映画を見て泣いてしまいましょう。

私が泣いた映画を挙げときます。まだ、見たことないなら、おすすめです。

・ライフ・イズ・ビューティフル
・幸せの力
・明日の記憶
・容疑者Xの献身
・イキガミ
・街の灯
・ペイ・フォワード
・アルジャーノンに花束を
・STAND BY ME ドラえもん

このPMS対策の欠点は、２時間くらいかかっちゃうことかな。
平日の夜はきびしいかも。金、土曜日の夜から深夜にかけてがおすすめです。

泣いちゃうタイミングを把握して先回り

女性って１ヶ月で４回も性格が変わるそうなんです。まさに生理周期に合わせて変化するんですよね。そんな自分の不安定な感情をコントロールするにはまず、自分の生理周期を知ることです。

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私は生理周期アプリを使っていますが、基礎体温をつけたり、PMSチェックカレンダーをつければPMSの時期も分かるし、自分が一番キレイな時期だって分かっちゃうんですよ。
つまり、PMS期間に入るちょっと前や、PMS期間中に先ほどお話した『涙活』を念入りにしておくだけで、だいぶ変わりますよ。
自分の身体だから、きちんと状況を把握して、自分でできる対策は、なるべくやって上手にPMSと付き合って行きたいですね。

会社内や電車に乗るときにその場でできるPMS対策

自宅で泣くのはストレス解消になっていいのですが、会社や電車など人前で泣くのはできたら避けたいですよね。
『涙活』のように事前に計画的なPMS対策ができていないとき、とっさにその場でできる対処法があります。
これは読者さんから教えていただいたのですが、会社の場合、トイレに行って込み上げてくる涙が収まるのを待ちます。
また電車の場合は、実は泣いてしまっても、声とか出さなければ、あまり周りは気にも留めていない場合が多いのですが、万一会社の同僚とかに見られると面倒なので、涙をこらえて電車に乗る場合、できるだけ階段ソバを離れて、ホームの端のあまり乗客が乗りこまない乗車口から乗るといいでしょう。どちらもちょっとしたことですが、本当にピンチのときには、思い出してみてください。

PMSを理解してもらえる人間関係を築こう

アメリカでのお話しですが、朝のあいさつからイライラオーラ全開の女子社員がいても、「あの人PMSだから仕方ないね」と、周囲がある程度、理解してくれるんですって。米国やいくつかの欧州諸国では「I am PMS」と書かれたマグカップを使うことで「私は今日、PMSだから近寄るな～」とアピールできるそうなんです。

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PMS マグカップzazzle.co.jp
このサイトで販売しています。

それに比べてわが日本はというと、女性の間にすらPMSの認知度が低く、男性に至っては、ホント理解不能なんでしょうね。
日本の男性にも、ぜひこの「PMSプレス」読んで、女性の事情を勉強してほしいものです。

グチばかり言っていてもしょうがないので、まずは一番身近な彼氏や旦那さんにPMSのことを、あなたから話してみてはどうでしょうか？

一番身近な人に理解してもらうだけで、とても心強いと思うのです。
そういうホンネの会話をすることでお互いの信頼を深め、いい人間関係が築けると思います。PMSが原因で彼氏と別れたり、ご主人と離婚しちゃうなんて悲しすぎますから！そうならないように、PMSのことを理解してもらるように努めましょうよ。

PMSのことを、なかなか会社の上司とか同僚の男性にいうのは難しい話題かと思いますが、彼や旦那にだけでも理解してもらえていると思うだけで、会社でも頑張りがきくようになると思います。理想は、会社内でも周囲の人がPMSのこと、もっと知ってもらったら一番いいのですが、日本では、もう少し時間がかかりそうですね。

みなさんからの口コミ体験談のご紹介。

埼玉県　KMさんより：先日、彼氏と喧嘩してメールの返事がもらえなくて、会社に行ってから急に悲しくなり、今にも泣き叫びそうになりましたが、さすがに仕事中に、突然に会社内で泣くわけにも行かず、ひたすらこらえ、いよいよ泣きそうになったらトイレに駆け込んで落ち着くのを待って仕事場に戻りました。きつかったです。

PMS編集部からコメント：トイレか～いい避難場所ですね。保健室とトイレは会社のなかの駆け込みスペースとしてチェックしておくべき２大スポットですね。
彼氏と喧嘩した夜は、悲しくなるビデオの最後のほうだけ見ながら泣いてから眠るといいと思います。

東京都　AYさんより：だぶんPMS期間だったからだと思うのですが、普段から確認や報告を心がけているのに、その日に限って自分でも何であんなミスをしたのか分からない・・・そんな信じられない失敗を繰り返してしまいました。うっかりミスも上司に許されるのは、可愛い新人の頃まで。
仕事でミス連発、もう職場で泣きたくないのに涙が込み上げてきました。泣いて許して貰おうと思っているんじゃなくて、涙が勝手に溢れてしまうのです。そのあと、泣いたことを後悔してまたズドーンと凹みました。

PMS編集部からコメント：普段なら信じられないミス犯してしまうのも、魔のPMS期間の典型的な特徴です。

ゼリア新薬工業株式会社のプレスリリース(2015年7月6日)によると7.4%の人がPMSによる仕事のトラブルを経験しています。その中には「集中できずミスが多くなる」といのもありますのでPMSによって、ミス→泣く→凹む　がそれぞれ引き金になって表出してきたのですね。
あまりご自分を責めずにPMSだったから仕方ないと自分を納得させ、上述の対策やその他のPMS対策を試されてみてはどうでしょう。

東京都　YHさんより：PMSの影響だと思いますが、会社で突然泣き出したい衝動に襲われましたが、会社の中ではなんとか堪えました。
でも、帰りの電車の中で耐え切れなくなり、次から次へと涙が溢れてしまいました。満員電車の中だったのでとても恥ずかしかったです。次の日から乗る車両を１両ずらして帰っています。