妊娠兆候か？PMS症状なのか？微妙な違いのチェック方法

妊娠兆候とPMS症状って、ほとんど同じ症状が多くて見分けにくいですよね。PMSかと思って薬を飲んでみたら、実は妊娠だったなんてことになったら心配だし！
そこで、この微妙な違いをズバッと判断できるチェック方法を看護師さんに聞いてきてみました。

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1) 妊娠初期とPMS症状との違い
2) 妊娠超初期の妊娠兆候は
3) 自分でチェックできますか？
4) 超初期でも判断できる？
5) 妊娠希望でもPMSサプリ飲める？
6) 妊娠するとPMS症状がおさまるの？

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妊娠初期の症状とPMS症状とは個人差があり一概に『この症状が出たらPMSでこれだったら妊娠』なんて簡単にわかるチェック方法はありません。
けれども、PMSと妊娠初期の症状は似ているようで微妙に違います。

一番目立った違いはこちら、

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PMSで多い症状
・頭痛
・腰の重さ
・イライラ
妊娠初期で多い症状
・吐き気
・食欲不振

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PMSは体が緊張して起こる症状、例えば頭痛や腰の重さやイライラなどの精神的不安定が多く、妊娠初期は消化器症状、吐き気や嘔吐や食欲不振が圧倒的に多いです。

また、PMSの症状が出現するのは月経の約2週間前からです。大きく分けて２つの症状がありこころが不安定になる症状（イライラや情緒不安定）とからだが不安定になる症状（乳房のはり、疲労感、浮腫み、頭痛、腰の重さ）です。症状のパターンは、なんと300通りあると言われています。

また、こちらのPMSセルフチェックで、ある程度、PMSかどうかが分かりますので一度は試してみてください。

⇒ PMSチェックリストはこちら！

妊娠初期の症状は『つわり』と呼ばれ、胃のむかつきや嘔吐、吐き気、食欲不振など消化器の不快症状を総称したものです。妊娠４週間目～６週間目から始まり１２～１６週目位に終わります。つわり以外で妊娠を知らせる体調の変化は基礎体温の高温、常に熱っぽい、あくびが良く出て眠い、だるいなどがあります。

妊娠初期とPMSの時期が重なり『私ってPMS？それとも妊娠？』と悩むのは月経予定日から２週間程度の話です。

いつものPMS症状と違う感じがあり、かつ月経予定日から1週間経過しても生理がこない場合は迷わず市販の妊娠検査薬でチェックしてみましょう。

もやもや悩んでいるよりも妊娠検査薬ではっきりさせたほうがよいと思います。

また妊娠1週間～3週間までの妊娠超初期の期間に妊娠を確信する症状がないか、その時期にタバコやお酒を控えたいという人がいますが、妊娠超初期の段階で妊娠を確実にチェックする方法はありません。

妊娠を計画しているのでしたらその時点でたばこやお酒を控えることをおすすめします・・・なんて真面目なことを言っている私ですが、たばこを吸いながら飲み過ぎた次の日、なんか予感がして市販の検査薬で検査するとなんと陽性でした。まずいお酒飲んじゃった！と産婦人科医に相談し、本で調べまくったところ妊娠1ヵ月では喫煙や飲酒は胎芽に影響はほぼないから大丈夫だろうとのことでした。

妊娠4週目では胎芽は形成されていないとのことです。とはいっても妊娠を計画した時点で喫煙も飲酒も控えるべきでした。その後の妊娠期間中『生まれてくる子は大丈夫なのだろうか』と幾度となく心配になったからです。無駄に悩まないようにしたいものです。

月経周期が規則的な人は予定月経が4日～7日遅れたら妊娠の可能性があります。
その時点で薬局に売っている妊娠検査薬でチェックして陽性と出たら妊娠と考えていいでしょう。

薬局で販売している市販の妊娠検査薬は尿中のhCGの量で判定します。病院の尿検査と同じくらい正確なので自宅にいながら正確な妊娠判定ができます。値段は1000円位です。産婦人科受診時には妊娠検査薬で陽性が出たことを伝えてくださいね。

月経が不規則な人は排卵や受精も遅れ反応が出るのも遅くなります。検査薬の表示が陽性なのか陰性なのかはっきりしない、陽性だが反応が薄い場合があります。そのような場合は1週間くらい時間をおいてもう一度検査してみてください。

妊娠3週間目までは産婦人科の超音波検査でも妊娠検査薬でも妊娠判定は出来ません。

妊娠するとからだが、ゆっくりと、しかし劇的に変化していきます。その変化を腹部エコーや検査薬でとらえらるようになるには、妊娠4週間目以降です。

妊娠したときのからだの変化は、まず妊娠1週間目から2週間目に排卵・受精します。妊娠3週間目に着床し、いよいよからだの中で受精卵を育てる環境づくりが始まります。同時に妊娠を維持するホルモンのhCGが分泌され始めます。
このhCGが妊娠検査薬で妊娠判定するのに必要なホルモンです。実際に妊娠3週間目では月経予定日の１週間前です。ほとんどの人がこの時点では妊娠検査薬をしたり産婦人科に行く人はいないでしょう。またこの時期に産婦人科で超音波検査をしてもまだ赤ちゃんはみえません。

妊娠4週間目～7週間目で月経の遅れや体調の変化を実感し妊娠検査薬や産婦人科で妊娠の有無を確認する人がほとんどだと思います。つわりを感じるのが早い人では妊娠4週間目に体調の変化を感じます。

一般的にPMS用のサプリメントとして販売されているものは抗酸化作用があり、からだを温めたりリラックスさせる成分が配合されています。これらの成分は妊娠を望んでいる人にも必要なサプリメントといえます。

PMS対策をしながら妊娠したいなら、「ベルタ葉酸」というサプリメントがおすすめです。妊娠前～妊娠初期に必ず摂っておきたいのが葉酸です。厚生労働省でもサプリメントで摂取することを薦めています。PMSによい成分と妊婦さんが摂りたい成分が摂れて安全に作られているのがベルタ葉酸なのです。

こちらでベルタ葉酸をはじめ、PMSサプリメントについてまとめていますので参考にしてみてくださいね。

PMS対策におすすめのサプリメントのページへ 　
　

また、PMSはプロゲステロンとエストロゲンのバランス、ストレス過多などで起こります。血行を促し身体を温めることで症状を和らげることができます。逆にPMSの症状が悪化する食べ物は白いものです。欧米では『白い悪魔』と呼ばれているのは精製されている米、砂糖、小麦粉などです。市販のお菓子やチョコレート、毎日食べるパンや米がそれにあたります。食べるなら精製されていない玄米や麦、砂糖なら黒砂糖などがおすすめです。また塩分やカフェイン、アルコールも控えた方が良いということを覚えておきましょう。

妊娠するとPMS症状はなくなります。ただ妊娠4週間目～16週間目までの3ヵ月はつわりの時期のため個人差はありますがつわりの症状で吐き気や寒気や食欲不振など体の辛さを感じる場合があります。
かわいい赤ちゃんをその手に抱くまでには、いろいろと苦労があるということですね。でも、子供が生まれたときは、そんな苦労なんて吹き飛ぶくらいの幸せをあなたと、ご主人と、双方のご両親や親せきにまで運んでくると思いますよ。