PMSとマカとの関係とは?看護師さんに聞いてみた!
PMS(生理前症候群)対策にサプリメントを利用しようと考える方も多いのではないでしょうか。PMSに効果のあるサプリメントの1つにマカが挙げられます。
これからPMS対策に飲もうと思っているという方へ、マカを飲むことでどんな効果があるのか、おすすめなマカはあるのかなど、マカについてご紹介します。
PMSにマカがいいって本当?どんな症状に効くの?
それではまず、なぜPMSにマカが良いと言われているのかをご紹介します。
マカは南米ペルーのアンデス山脈で採れる植物で9種類の必須アミノ酸が含まれていると言われます。これだけでも健康に良さそうですがPMSに効果を発揮する理由として、代謝を促進する効果があるため、代謝を促進することでホルモン合成を促進し、ホルモンバランスを調整する効果があるそうです。
PMSの原因となるエストロゲン、プロゲステロンのホルモンを調整してくれるため、PMS症状の改善効果を期待できるものとしているのです。特に精神症状の改善に役立つ成分や神経系の働きを活発にするビタミンB6が入っているため、イライラやうつ症状に効果を発揮してくれます。
マカの効果を上げる1日の摂取量は?
マカはサプリメントで摂取するため基本的にはいつ飲んでも吸収率は同じであるとされています。マカは1日1500mg~3000mgを3回に分けて飲むのですが、即効性はなく、少しずつ効果を発揮します。
そのため、マカの効果を上げるためには毎日飲み続けることが必要となります。
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マカの副作用、胃痛や肝臓への影響が心配
マカの副作用として代表的な症状がかゆみや発疹、重篤の場合は呼吸困難に陥るアレルギー症状です。マカはアブラナ科と言ってキャベツやブロッコリーの仲間となります。
そのため、これらの食品でアレルギー反応が出たことある人は摂取を控えると良いでしょう。
また、ホルモンの分泌調整によりニキビの増殖、眠気や頭痛を訴える人もいます。
さらに、空腹でサプリメントを摂取することによる胃痛なども報告があるようです。心配な人は食後に飲みましょう。
他にもこんな人は注意が必要です。
・妊娠、授乳中の人は胎児への影響が不明のため
・ピルを服用しているはホルモンに影響するので
・子宮筋腫など婦人系の疾患のある人
・代謝の関係で肝臓を通過するので肝臓の機能が弱い人
また、服用する際は用法、用量をきちんと守りましょう。
月経前症候群にはどんなマカが良いの?
マカを選ぶときのポイントをご紹介します。マカを選ぶときのポイントはなんといってもマカの含有量です。1日の摂取量が1500㎎を超えるものを選びましょう。その含有量を見るときのもう一つのポイントがマカ原末か濃縮エキスを使用しているかです。
原末である場合は純粋に含まれている量=摂取できるマカの量となりますが濃縮マカの場合は違います。濃縮する過程や技術で有効成分が失われていたり、どのくらい濃縮されているかも実際のところ不明な場合が多いです。
また、何倍濃縮されているかの記載がないと実際のところどのくらいのマカが含有されているかも不明である場合があります。そのため純粋にマカの量を知りながら飲みたい場合は原末のマカがお勧めです。
サプリメントは作る過程で保存料や凝固剤が使用されています。JAS認定マカやオーガニックマカの場合はそういった余計な成分が含まれていないことが多いため、安心して頂けるでしょう。さらに、自分が信頼しているメーカーのマカを選ぶこともポイントとなります。マカ選びに困ったらメーカーのスタッフへ一度相談してみても良いかと思います。
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サプリ以外で摂る方法は?
日本ではマカを食材として摂取する文化がなく販売している店舗もめったにないため食事の中でマカを摂取することは実は困難です。また、日本で販売されているアブラナ科の野菜達にはない成分がたっぷりと入っているため他の野菜で代用することも難しく、サプリメントで摂るのが安全かつ効果的であると個人的な見解ではありますがそのように考えます。
質の良いマカを選ぶことで安心して飲み続けることができ、なおかつPMSの症状軽減も期待できるでしょう。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。