生理前に酷くなる腰痛対策!
生理前になると「どぉおおお~~ん」という感じで腰周りが重くなり、そして痛みも伴うというマジつらい症状ですよね。それはPMSという生理前に起きる身体的不調症状のひとつなのです。そんな悩みをお持ちの方へお勧めの腰痛対策があります!家でも仕事場でもできるんですから知らないと損しちゃいますよ、是非ご覧ください。
生理前に腰痛ってぎっくり腰?原因は?
それは子宮の重量が増加するからです。「え?? どゆこと??」ってなりますね(笑)はい、ではちゃんと説明しましょう。そもそも女性の身体は、生理前排卵後、生理に備えて多くの血液を子宮に送ります。そのため骨盤内に血液が充血し、漢方で言うところの「お血」という状態になります。お血は流れが悪く固まりやすくなったドロドロ血という意味です。その結果子宮の重量も増加し、腰が重くまた痛くなったりするんですね。また、PMSの時は不安感が強くなり、イライラする事が多いですよね?すると体に力が入り、
筋肉が緊張しちゃうんですよ。これが続くと血行が悪くなり、筋肉に疲労物質がたまって腰痛や肩こりなど痛みを引き起こす原因になるんですね。
PMSの腰痛を改善する対策は?
お勧めはストレッチです。「え~、、運動苦手ぇ~、、てか腰痛なのにストレッチなんていいの?」と思っちゃいました?? いえいえまずストレッチって運動じゃないし、また腰痛といってもPMS腰痛は整形外科的なぎっくり腰とは違うので、ストレッチはまったく問題ないですからーーー!そもそもストレッチの意味は「ゆっくりと筋肉を伸ばす」です。
先にPMSでの腰痛原因が血流の滞り、つまり血行不良だと説明しましたよね?であればストレッチでこわばった筋肉を緩め、伸ばし血行を良くして腰痛改善になるというのが道理にかなってますよね。またストレッチは筋肉をほぐすだけではなく精神的にもリラックスするので心身共にPMS症状の対策と言えるんですよ。
ストレッチで月経前症候群の腰痛を緩和
PMS腰痛対策ストレッチでは、骨盤を意識したストレッチが多く紹介されています。まずは簡単にできる骨盤底筋ストレッチを紹介しましょう。
出典:www.kidona.rakuten.co.jp/relaxation/
この骨盤底筋ストレッチで子宮周りと骨盤底筋をゆるめさらには血流をアップさせてましょう。
①両手を肩幅に広げて床につけます。②ひざは床に対して直角になるように曲げて、背中を反らします。③お尻を後ろに動かして(お尻の穴を押し広げるようなつもりで)、10~20秒間キープします。続いてのお勧めは「上体反らし」です。上体反らしをする体勢で数秒間そのままキープします。そのあと数秒休み、これを数回繰り返します。これによって大腰筋といわれる腰回りの筋肉が鍛えられ腰痛が緩和されます。さらに簡単なのは寝た状態で腰だけを浮かせるストレッチもあります。無理のない範囲で浮かした状態をキープすると腰を鍛えることができ、さらに血行も良くなりますよ。
PMSで腰が痛いならこんなストレッチを
ストレッチはタイミング的にお風呂上りの身体が温まっている時がいいですよ。身体の硬い人は特に無理しないで少しづつほぐすことを忘れずに!またストレッチ中のポイントとしては、呼吸止めないで自然にやりましょう。はずみをつけないでゆっくり行うこと重要ですよ。そして伸ばしている部分を意識して、伸ばしたら15~30秒ほど静止して元の体勢に戻しましょうね。また以上のポイント以外に、ストレッチと並行して実践すると効果的なのがアロマ、ハーブ、サプリメントなどです。というのもPMSは複数の身体的精神的不調症状が同時に現れる特徴があるので、腰だけのケアでは不十分かもしれません。ストレッチと一緒に行えるものは積極的に取り入れてみましょう。
生理前の腰の痛みをストレッチ以外で対策
身体の内側から改善するということでがやはり食事による対処法です。腰痛の痛みの原因であるプロスタグランジンを抑える点で、カルシウムが含まれる干しえび、しらす、いわし、ひじき、またDHA、EPAが含まれるさば、かつお、いわしなどです。血行を良くする食べ物ではショウガ、ネギ、玉ねぎ、根菜、いも類など積極的に摂りたいです。さらにホルモンのバランスを整えてくれるビタミンB群、ビタミンE、マグネシウム、大豆イソフラボンも大いに摂りたいですね。ただ正直こういった栄養成分をまんべんなく摂取するのも難しいものです。その点お勧めなのがサプリメントですね。今はPMSに特化したサプリメントも多く出ていて、月経前症候群の改善に期待できる成分がバランスよく配合されているのでお勧めですね。