生理前の離婚話、、、原因はPMSじゃないかな?

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PMSは月経前症候群ともいわれ、生理前になると女性ホルモンバランスの乱れで起こる身体的、精神的症状の変化です。特にちょっとしたことでイライラして大きく喧嘩することもあり、夫婦間では離婚話にまで発展することも…、あってはいけません!そこPMSを理解し夫婦で一緒に乗りきるための対策をご紹介しましょう。


毎月、生理前に離婚したくなる原因

毎月の離婚話、、、ちょっと特殊ですよね、でもって毎月ってかなり憂鬱だし。そりゃ夫婦の離婚話にはいろいろ原因はありますけど、はい浮気とか…(笑)いえいえ冗談です。

実は毎月ってことがめっちゃキーワードなんですが。。。それって決まって奥様の生理前じゃないですか? あ~~、、はいはい、そうですか、であればそれはたぶんPMSが原因かもしれません。奥様は生理前のその時期、通常の思考ができてないものと考えらます。なぜできないって?はい、そもそもPMSとは生理前になると女性ホルモンの急激な変動によって現れる症状なんですが、その急激な変動は脳内のセロトニンという物質をガクーンと低下させてしまうんです。このセロトニン低下が脳から自律神経に影響し、心理トラブルを引き起こし、イライラして情緒不安定になり、普段なら何でもないことをすっごく怒ったり、極端になったりするんです。その結果、単なる夫婦喧嘩で終わることが「離婚!」というところに一気に向かってしまうんですね。


PMSで夫婦喧嘩、その情緒不安定、PMDDかも

PMSが原因とわかっていても、どうしても我慢の限界を感じてしまった場合は深刻ですね。離婚まで追い込まれたご主人も辛いでしょうが、実は奥様本人も大変苦しんでいるんですよ。だって自分ではどうにもならないホルモンの影響なので。そんなPMSは身体的症状として頭痛、だるさ、肩こりなどがあり、精神的症状ではイライラ、怒り、落ち込みなどがあります。この精神的症状が強くでるものをPMDDと呼びます。PMDDの場合は、単なる情緒不安定だけでは片づけられず、家族にとっても重大な問題になります。まずはとにかく婦人科など病院に行き専門家に相談して治療をしましょう。PMDDは病気として診断されますので、改善のための専門薬もありますし、さらに生活へのアドバイスなども受けられます。酷いPMSで離婚話にまで進む場合は、一人で我慢して抱え込まず、夫婦で改善にむけて前向きに努力していきましょう。


パートナーのPMSが酷くて離婚したい、でも子供が心配…

実際にPMS、PMDDが原因で離婚している夫婦はいるようです。奥様のみならず、毎月の激しい変貌に精神的に追いつめらてしまったご主人の方もストレスがたまり、精神的に病気になってしまい、夫婦生活が破たんするパターンですね。ただ、離婚してしまえば旦那様は楽になりますが、子供がいる場合だとだいたいは母親がひきとる場合が多いので、離婚後が心配という男性も少なくないようです。そうですね、離婚しても奥様のPMSは継続しますし、離婚が精神的ストレスでさらにPMSが悪化する可能性もあります。もちろん奥様のご両親など彼女を支える環境はあるでしょうが、子供が小さいと更に気になりますよね。自分が引き取るといっても仕事があるし、なかなか育児は厳しいです。やはり、離婚に原因となっているPMS、PMDDを治療して改善していく努力をしてみる方が家族にとっていいのではないでしょうか?治療の方法はたくさんありますから。


月経前症候群で離婚したくないなら夫婦でPMS対策

PMDDの場合は、病院での治療がお勧めです。抗うつ剤など精神面に効果のある薬など処方してもらえますし、また心療内科では専門家がカウンセリングもしてくれるので、PMSによる極度のイライラや情緒不安定が改善されるきっかけになったりするそうです。また普段の生活でも夫婦でPMS症状を改善する対策はあります。まずは旦那様がPMSを正しく理解し、その時期の奥様は別人だと割り切ること。その上で、生理前には状況が許せば奥様を実家に帰すとか、また逆にPMSの時期だからこそ、優しくスキンシップをとって、奥様の情緒不安定を安心させてあげたりするのも効果的です。また薬のみならず、今はPMSサプリメントも市販されていて、身体に優しく穏やかに効果があると人気です。大切ななパートナーです、是非一緒に努力して、解決していきましょう。

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